1月19日、子ども達の楽しみにしていた雪が降りました。保育室で遊んでいた子ども達は、すぐさまテラスに出てきて「雪だ!雪だ!雪が降ってきた!」と大喜び。あっという間にテラスやベランダが賑やかになりました。年長さんは「雪の形を見たい」と思ったのでしょう。早速、工作紙や色画用紙を手にもってベランダから手を伸ばし、雪を眺め始めました。「ほらこんなに集まったよ」「うわぁ~雪ってこんな形なんだ~」と……
☃雪の中のドッジボールを楽しんだクラスもありました。
年長さんが雪を見ている姿を真似て年中さんも雪を集め始めました。「見て見て、雪を集めたんだよ」と……。
「僕は『かさじぞう』だよ」と、『かさじぞう』のおはなしの世界に入り込んで、お地蔵さんになりきっている子もいました。
年少さんも「雪を集めたい!」と思ったのでしょう。カップやトレーをもって雪を追いかけていました。「雪、つかまえた~」と手のひらを見て「あ、いなくなちゃった」と残念そうにしている子もいました。
次の日は、幼稚園の金魚の池と川、そして植木鉢の土が凍りました。
登園すると池が凍っていることに気づき、じーっと眺める子ども達。そして思いの丈を伝え合います。「こおっちゃったね」「いつ凍ったんだろう?」「昨日の帰りに先生が池のお掃除してたから帰りは凍ってないよ」「うーん、夜かな…」「???」「夏になったら解けるかなぁ」「???」子ども達は、一生懸命に考えますね。冬の自然は不思議がいっぱい!この子どもたちの「???」を大事に受け止めることで、考える力や知的好奇心が育まれます!
そして、周りの状況をよく見ていますね。しばらく凍った池を眺めると、子ども達は気づきました。「金魚はどこ?」「金魚がいないよ」と心配そうに…
安心してね。寒さが緩むまで金魚さんたちは引っ越しをしています。
「ぼくたちに気づいてくれてありがとう!」(金魚)
そして、植木鉢の土が凍っているのを見つけて
「うわー!ここも凍ってる!」「虫眼鏡で見て見よう!」と…持ってきた虫眼鏡で
凍った植木鉢の土を覗いてみると「キラキラしてるね」「ピカピカだ」
触ってみると「サクサク音がするよ」「シャリシャリだ」と、子ども達。音も楽しみます!(^^)
朝のほんの少しの時間の中でたくさんの体験をしてその感動を伝え合っていたいた子ども達でした。
冬の朝は発見がいっぱい!子ども達にとって、とてもワクワクする時間のようです。